マウス練習って必要?
結論から言えば、小学校段階でやっぱりマウスの練習は必要です!
GIGAスクール構想により、児童生徒1人に1台ずつ端末が整備されました。
それらの多くはタブレット端末でマウスはなく、画面タッチやタッチパッドでの操作が主となります。
それでも既存のPC室はノートPCとマウスという組み合わせが多く、また将来的に高校や大学でパソコンを使うとき、仕事でパソコンを使うときにはマウス操作は欠かせません。
プログラミング教育も盛んになってきますが、そこでもマウス操作が必要となる場面は出てくることでしょう。
小学校低学年のうちにマウスを正しく持ち、使えるようになることはとても重要です。
持ち方・使い方
それではマウスの練習にあたって、ポイントを順に説明していきます。
正しく持とう
大人でもマウスの持ち方が不自然な人って・・・いますよね。
もう慣れてしまって操作に問題がなければいいのですが、初めてマウスに触れる子どもは不自然な持ち方をすると操作がうまくできないので、最初に正しい持ち方を身につけましょう。
- 手をチョキの形(ピースの形)にする
- グーになっているところをふんわり丸く、卵を包むように
- そのままマウスを包んで持ち、チョキの2本指が左右のボタンの上にあればOK
クリック
マウスの1番基本的な操作です。
- マウスの左のボタンを1回カチッと押して離します
ダブルクリック
ファイルやフォルダを開くときの操作です。
- マウスの左のボタンを2回続けてカチカチッと押します
ダブルクリックは初めての子どもはなかなかうまくできないことがあります。
マウス練習サイトなどで練習してみましょう。
ドラッグ
画面上でモノを移動させるときの操作です。
- マウスの左のボタンを1回カチッと押したまま、場所を動かしてから離します
ホイール
画面を上下させるときに使います。
- マウスの真ん中のボタンをグルグルと上下に動かします
右クリック
低学年ではあまり使いません。むしろ右クリックを教えることによって、通常のクリックに使うボタンが右か左か分からなくなってしまうので、触れないことをおすすめします。
メニューなどを表示させるときに使います。
- マウスの右のボタンを1回カチッと押して離します
練習してみよう
まずはその場で
初めてマウスを使うときは、デスクトップなどで動きを確認してみましょう。
- マウスを机につけたままそっと動かすと、画面の矢印が動きます。マウスはこの矢印を動かして使います。
- 画面の何もないところに矢印を持って行き、カチッと押してみましょう。それがクリックという操作です。
マウス練習サイト
小学校の授業向けの、楽しく効果的にマウスの練習ができる無料サイトをご紹介します。
ただし所属する自治体や学校によっては閲覧規制が掛かる場合もあることを、ご了承ください。
マウスの練習
- クリック、ダブルクリック、ドラッグの練習
- かわいい動物のイラストでシンプルな画面構成
マウスの達人になろう
- 千葉県柏市教育委員会のサイト
- クリック、ダブルクリックの練習 (ドラッグの練習は正しく動作しない)
- 子ども向けのかわいいイラストで構成
マウスとキーボードの練習
- クリック、ダブルクリックの練習 (ドラッグの練習は正しく動作しない)
- 子ども向けのかわいいイラストで構成
ハロー!パソコン教室 マウス練習広場
- クリック、ダブルクリックの練習
- 子ども向けのサイトではないので、キャラクターなどはなくシンプルな構成
なるほどネット マウス練習ツール
- クリック、ダブルクリック、ドラッグの練習
- クリックとダブルクリックの時間と正確性を測定できる
- 子ども向けのサイトではないので、キャラクターなどはなくシンプルな構成
まとめ
- 小学校低学年のうちにマウスを正しく使えるようになることはとても重要
- 正しい持ち方と「クリック」「ダブルクリック」「ドラッグ」の3つを身につけよう
- 無料のマウス練習サイトを活用しよう