やってみよう!調べ学習

調べ学習とは?

調べ学習って何だろう。

小学生や小学校の先生方なら、当たり前すぎて今さら?と思われるでしょうが、世間には意外と浸透していない言葉かもしれません。

そこであらためて、調べ学習とは何をすることなのか考えてみましょう。

生徒が課題について、図書館を利用したり、聞き取り調査をしたりして結果をまとめること。総合学習の一形態。

デジタル大辞泉

つまり先生が一方的に子どもたちに知識を教えるのではなく、子どもたちが自ら課題について調べてまとめるという学習方法ですね。

アクティブラーニングの一環として、総合的な学習の時間の「探究的な学習」として位置付けられることが多いですが、他にも社会や理科、また国語などでも教科書以外の資料などを調べて学びを深めるという学習活動が取られています。

調べ学習の方法

次に、調べ学習の方法をみていきましょう。

本で調べる

今まで最も一般的だった、調べ学習の手段です。

学校の図書室はもちろんのこと、地域の図書館や書店で本や図鑑などの図書・資料を探した経験がある方はとても多いのではないでしょうか。

本として出版されているということは、専門家が執筆し、内容も吟味されて誤字脱字がないか校正もされていますので、情報源としてはとても信頼が高いものです。

いくら他の手段が発達しようとも、「本で調べる」という基本が調べ学習からなくなることはないでしょう。

インタビューする

さきほどの引用文の中には「聞き取り調査」として挙げられていました。

地域を調べるとき、その土地に長年住んでいる人に話を聞く。戦争について調べるとき、おじいちゃんおばあちゃんに話を聞く。など、例を挙げればきりがないほどです。

実際に体験している人の話からは、本や資料などからは得られない生の声を聞くことができます。そして何よりも、聞いた子どもたち自身にとって他人事だった課題がぐっと身近に感じられるようになり、インタビュー自体が貴重な経験になります。

インターネットで調べる

総合的な学習の時間が始まった2000年(平成12年)には、学校や家庭で子どもたちがインターネットを使うことはまだ一般的ではありませんでした。当時は調べ学習といえば、本で調べるかインタビューするかの2択で、インターネットで調べるなんて選択肢にもありませんでした。

でも時代は変わって、ネット社会は子どもたちにとって生活の一部になっています。

それはゲームや娯楽だけでなく、「知りたいことをすぐに調べられる」情報の泉でもあり、調べ学習にとっても大きな役割を果たしています。

本や資料は内容は正確ですが、何年も前に出版されたものだと情報が古いこともあります。また調べたい本が身近な図書室や図書館には置いていなかったり、他の人が借りてしまっていて手に入らないこともあります。

インタビューは直接的な体験が聞けてとても有益ですが、調べたい課題に対して話を聞ける人が見つからなかったり、距離や時間の問題で先方に直接話を聞けないということも多々あるでしょう。

それらを解決してくれるのが、インターネットでの調べ学習です。

ひとつのサイトを同時に複数で閲覧できるので図書館の本のように待つ必要もなければ、経験者の話を聞きたいのに都合がつかなくてがっかりすることもありません。

インターネットで調べ学習するために

それではインターネットで調べ学習するために、まず何から始めればよいでしょうか?

テーマを明確にする

たとえば小学3年生の国語の教科書に掲載されている「すがたをかえる大豆」についての調べ学習だとしましょう。

大豆について調べる と一口に言っても、大豆の種類を調べるのか? 大豆の歴史を調べるのか? 大豆の料理を調べるのか? 何を調べるかによって、その調べ方のアプローチも変わってきます。

ただやみくもに「大豆」とインターネットで検索するのではなく、大豆の何について調べるかをまずは明確にしましょう。

キーワードを挙げる

テーマが決まったら、次はそのテーマについて調べるために、どんな言葉で調べたらいいかを考えます。

たとえば大豆の育て方を調べるときに「大豆 育て方」とだけ調べるのではなく、「収穫」「時期」「農家」「害虫」などとさまざまなキーワードと組み合わせて調べたほうが、より多くの結果が得られます。

このようにインターネットでの調べ学習では、キーワードを挙げることが大きなポイントとなってきます。もちろん子どもたちが初めから適切なキーワードを多く挙げるのは難しいので、調べる過程で気になったキーワードをどんどん追加していくようにするとよいでしょう。

効率よく調べるために

ここではインターネットを使って調べ学習をするときに、限られた授業時間で効率よく調べられるために必要なことをお話しします。

キーボード入力できるようになろう

スマホやタブレットが一般的になりましたが、まだ特に学校でインターネットを使うときはキーボードでの入力が必要不可欠です。

総合的な学習の時間が始まる小学3年生はちょうど国語でローマ字を学習します。

調べ学習をするはずが、キーボードで入力するだけで時間がかかってしまい、調べる時間がなかった・・・なんてことにならないように、キーボードに慣れておきましょう。

キーボード練習についてはこちらを参考にしてください。

キーボード入力ができないときは

まだローマ字を学習していない低学年や、スムーズにタイピングできない中学年には、マウスで五十音を選択入力できる「ソフトキーボード」が備わっている Yahoo!きっず での検索がおすすめです。

調べることができたら

調べることができたら、ゴールまであと一歩!
せっかく調べたことを無駄にしないために、まとめるときのポイントを押さえましょう。

その内容は正しい?

インターネットには無数のサイトが存在し、たくさんの情報が掲載されています。それはとても有益な反面、本や新聞のように専門家が書いているのではなく、一般の人が書いているがために間違った情報であることもよくあることです。

インターネットで調べたときはまずそれが「正しい情報であるかどうか」確認する癖をつけましょう。

本や資料があればそれと照らし合わせてもいいですし、インターネットでしか得られなかった情報であれば複数のサイトを確認してそれが事実であるかどうか、確認するようにしましょう。

「コピペ」になっていない?

情報源が本であれインターネットであれ、書いてある内容を丸写ししたら盗作になってしまいます。

重要なポイントだけ書き出したり、自分の言葉でまとめたり、そのまま写すときにはどこからどこまでが引用であるか「」を付けてはっきりさせ、引用元も書いておきましょう。

書き写すのは手書きでなくてもよい

図や写真は印刷しても、文章は手書きでノートやプリントに写さなければいけない、と思っている先生方も多いことでしょう。

しかしながらGIGAスクール構想で児童生徒1人1台の端末が整備され、これからはPCやタブレットは文房具と同じように使う時代になっていきます。

大切なのは手を動かして書くことではなく、調べたことをどうまとめて活用していくかです。

ワープロアプリにコピー&ペーストしてから推敲し、プレゼンテーションアプリでまとめて発表することもできますので、手で書き写すことにこだわらず、便利なツールをどんどん使っていきましょう。

まとめ

  • インターネットも調べ学習のひとつの手段
  • 調べたいことを明確にしよう
  • インターネットで調べるためにはキーボード練習も重要
  • 内容の信憑性、適切な引用に注意してワープロアプリも活用しよう

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